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![]() もう少しで文化遺産の域に達せそうな、昭和レトロな名曲喫茶”クラッシック”です。 昭和5年(1930年)創業以来、ほとんどそのままの状態で保存・運営されているようで、入口の戸はゆがみ、薄暗い店内の床はきしみ、階段は抜け落ちそう。 目につくもの全てが黒くすすけ、革張りのイスはところどころ破れ、そしてかかるクラッシック音楽は、アナログレコードと竹針の為にすごいパチパチ音! しかし何でしょう、この胸がしめつけられる感覚は・・ 昭和の時代に多くの思い出が詰まった人は、ああ、こんな時代があったな〜と、懐かしさで胸がいっぱいになると思います。 昭和レトロ博物館などにある”過去の昭和”ではなく、ここにはまさに”生きた昭和”があります。 明るく、小奇麗で、合理的で無駄のない平成のコーヒーチェーン店には欠けている”何か”が、ここにはあります。 音楽鑑賞にひたりたい人は1階席、談話したい人は2階席へ。 2階席では皆さん、かなり大きな声でお話しておりました。 店内にたくさん掛かっている絵は、画家でいらした初代オーナーの作だそうです。 入り口で飲み物を注文してから席につきます。戸を開けるまでが勇気がいりますが、一度入ってしまうと何てことはないです。メニューは珈琲とジュースしかなく(両方400円)、珈琲の方は思いきりアメリカンでしたが(笑)、他のサイトで見た情報とは違って、お水はお酒のカップじゃなくてコップで、ミルクはマヨネーズのフタじゃなくて、ちゃんとミルクピッチャーに入って出てきましたよ(笑) サンプラザ前・吉野屋のある路地を入ってすぐのところにあります。 <場所>中野区中野5-66 ■accoさんより情報 妊婦時代に行ったことがあります。 ステキな音楽が流れてて、胎教にもいいかなって思ったりして。 でも行ったきっかけというのが、実は義母がうちへ来てくれたときに中野まで送っていったのですが、そのときに「あ〜、昔あそこのクラッシックって喫茶店でバイトしてたのよね。 今もあるかしら?」と義母が言い、探していると昔のままの姿で発見。 そのまま義母と夫とお店へ入りました。 義母がバイトしていたのは、もう30年くらい前の話だと思います。 独身時代の働いてたお店に、息子とその嫁と一緒に来れた義母の気持ちはどんなんだったんでしょうね。 今は子供も小さく行けませんが、今度一人の時間が出来たら行ってみたいなって思ってます。 ■mamiyさんより情報 クラシック、私は高校時代の行きつけのお店でした〜。 当時は、コーヒ一杯180円で、それさえ注文すれば他の食物・飲物の持ち込みもでき、丸1日居座っても誰にも文句をいわれないという、貧乏高校生には最高のたまり場でした(笑) 私が通っていたころは、初代オーナーである画家の方(当時すでにかなりのご高齢でした)がよく店番をしていらっしゃいましたが、現在は2代目の娘さんがオーナーをなさっているとか…… また、そのころは本当にお水の入ってくるコップがワンカップの空き瓶で、ミルクはマヨネーズのふたに入れられて来たんですよ〜。 ■音羽屋さんより情報 クラシック、いいですねえ。 初めて行ったのが十数年前だったのですが、小心者の私はお店の外観を見て、やはり入るのに躊躇しました。 ワンカップ大○に入った水や、何かのキャップをミルクピッチャーに使っていることにも吃驚しました(このお店の売りだと思っていたのですが、ここ数年で普通の喫茶店で使われているものに変わってしまいましたね)。 しかし、あの独特な雰囲気に魅かれて、暇を見つけては足を運んでいます。 妻と中野で最初に入った喫茶店も、クラシックだった気がします。 アナログレコードの音もさることながら、暗い中に飾られているムンクのような絵も、なんともいえない味わいですね。 いつまでも変わらずにいてほしいものです。 それにしても中野は懐の深い町なのでしょうか、クラシックのような時代を超越したお店も、すんなり日常に溶け込んでいますね。 外国人の知り合いでも中野が好きだという人は結構います ■上高田住民さんより情報 中野の喫茶店クラシックは、本年(2005年)1月31日で閉店したみたいですよ。 何でも、余りに高額のために、後を継いだ方が購入を諦めたとか。 残念! ![]() ![]() 中野の隠れシンボル「名曲喫茶クラシック」が閉店しました。 上の写真2枚は、閉店後の店の様子です。 ドアのガラス窓の小さな張り紙には、次のように書かれていました。 「先代美作七郎が戦後まもなく喫茶店クラシックを開いて以来、長年にわたりご愛顧いただきましたが、当店は1月31日をもちまして閉店いたしました。 先代以来のご愛顧に感謝の気持をこめお知らせします。 平成17年2月15日 喫茶店クラシック」 ニュース記事を読むと、先代の七郎さんが亡くなったあと、一人娘の良子さんが跡を継いだそうですが、その娘さんも3年前に急逝し、その後は遺言もなく相続する人もいなかったため、国の管理となっていたそうです。 親子2代で守ってきた昭和の喫茶店、大勢の人の心に思い出を作ってきた名物喫茶が、2005年1月31日、中野の路地裏でひっそり幕を閉じました。 <余談> 私事ですが、クラシック閉店後、こんな夢を見ました。 それは、父親から店を継いだ娘さんが出てきて(実際お目にかかったことはないんですが、すごくボーイッシュでサバサバした方でした)、何かクラシックを象徴する大切なもの(オルゴールかな?)を5000円で譲り受けました。 「こんな大切なものをもらっていいのですか?」と聞いたら、「いらなくなったら、返してくれればいいわ」と言われ、話はそれだけなんですが(笑)、ちょっと気になる夢でした。 ![]() 去年2005年1月31日に閉店し、その後廃屋となって、荒んでいく一方だったクラシック。 今日見に行ったら、白いテントに包まれ、ついに取り壊されてました。 本当に残念ですが、あのまま放置しておいて、誰か火でもつけたら大変でした。 在りし日のクラシックの様子や思い出は、写真の中と、皆さんの心の中に在り続けることでしょう。 名曲喫茶クラシック、人々の思い出の中に昇天です。 2006.1.5 |
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【2009/08/18 15:56】| | # [ 編集 ]
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